親も親なら

  秩父の娘の体調が悪かったので昨日夕方娘の家に行ってたった今帰ってきた。
  
  昨夜の会話
私 「私が付き合ってる人の中で漢検1級初合格の女性が出たよ。経緯を文章に書いてもらったけど1級に合格するような人は文章も上手い。流石文系、自分の気持ちを率直に書いてるんで あまりの健気さに涙が出た。」

娘 「1級の漢字をやるのと文章を書くのはちょっと違うと思う。漢字を覚えるのは、イメージを記号化して覚えるわけだから理系、文章を書くのは文系の感覚のような気がする。」

私 「そう言われりゃそうかも。私は、高校の時の選択科目はすべて理系だった。」

  漢字を覚えるのは、理系脳が必要だというのは、私には当てはまると思った。



  今朝の会話
娘 「私は、今日誕生日だよ。友達がケーキを作ってくれるって。」
私 「そう良かったね 🎊 親でさえ忘れてるのにありがたいことだ。ところで何歳になったの?」

娘 「いくつだか忘れたから逑に聞いたら35歳だって。」

私 「この間、あんたに年を訊いたら33歳って言ったよ。33歳の次は35歳になるの?」

  ネットで調べたら34歳だった。今の娘にとっては年なんか二の次三の次である。今日を生きるので精いっぱい。ありがたいことに娘を支えてくださる人が大勢いる。・・・感謝・・・
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孫と絵カード

  娘と孫が調子が悪いとすぐに秩父に出かけている様子から何となく娘や孫の不自由な様子を感じた方もいると思う。孫は、軽度の発達障害があると診断を受けている。軽度とはいえ、多動があるので扱いにくさは半端ではない。今までもよく生きていると思う場面は度々あった。

  娘の困っている様子を見た医師が絵カードを作ってくれた。今まで 「お風呂だよ。」 と言っても逃げ回っていたがこのカードを見せながら追いかけて同じことを言うようにしたら2分でお風呂に入ったという。風呂から出て服を着せるのにも時間がかかっていたがこのカードで 「服を着ようね。」 手を出して袖に手を通して着ようとする意思が見られるようになった。

  「こんなに効果的だと思わなかった。もっと早くから使えば良かった。」 と娘が電話で言う。私も上機嫌である。

ecard 1

100才の健康診断

<高額医療>外来負担上限2倍に 70歳以上の一般所得者
今日のネットニュースで上記の見出しが目についた。「ない袖は振れない」 からやむを得ないと思う。


  昨日、姑のホームから手紙が来て 健康診断について
その1 : 軽くざっとする。
その2 : 丁寧に全身を検査する。

の調査のどちらかを選んで返送するようにと書いてあった。
私 「検査の希望なし、というのはないの?」
夫 「二つしか選択肢はないよ。」
私 「今夜 息を引き取るかもしれないのだから検査の必要はないと思うけどとりあえず 『その1』 に丸を付けて返送したらどう?」 

  夫は何事も慎重な人なので 「本人の希望もあるだろうから。」 とホームに出かけて姑の意思を確認した。

  結果 本人は 『その2 : 丁寧に全身を検査する。』 を望んだ。心気症で 「ここが痛い。〇〇癌に違いない。」 と病院に連れていくまでしつこく言っていただけのことはある。性格というのは変わらないんだと納得した。検査の日まで生きていられればいいなと思う。

  検査料金について、国保と自己負担の割合を調べようとしたがはっきりと分からなかった。たぶん1割負担だと思う。

  私自身 年齢による老化現象や持病があるが不要な検査はしたくない。自己負担も相当かかるが国保からの負担額も大きい。先日の検査では血液検査をしたがかなりかかる。毎回していたらたいへんな金額になる。必要を感じなければ3年に1回くらいと決めている。

  姑のホームは、健康診断について関係者に分かるように説明して選択の自由があるところから良心的だと感じる。姑に願うことは、順縁。姑・夫・私と年の順に逝きたい。本音は、姑・私・夫だけどこればかりは望んでもどうなるかは分からない。

老いの話

  天皇陛下は 2016年11月現在82歳だそうである。満2歳で両親の元を離れて傅育官に育てられたという。それだけでも薄倖の人という感じがしてしまう。

  そして今年7月生前退位の意思をテレビで発表された。
「戦後70年という大きな節目を過ぎ・・・・・ここに私の気持ちをお話しいたしました。国民の理解を得られることを、切に願っています。」

  テレビで読み上げるのを聞いて全く尤だと思う。天皇陛下が自分の気持ちをこれほど率直に国民に訴えているのに、その実現がいつになるのか議論は遅々として進んでいないように見える。憲法改正がどうとか国民投票が必要とか法律の問題とも重なって全く先が読めない。

  声をふり絞って 「辞めたい。」 と言っているのに 「みんなで相談するから待ってて。」 天皇陛下のお気持ちを考えると本当に何と言っていいかわからない。

  夫は現在76歳。元気ではあるが健康面にいろいろ問題が出てきている。現在 楽しんで取り組んでいる社会活動が負担になってきている。次回の更新で辞めたいと申し出て受け入れられると思う。普通の人は自分の意思が受け入れられる。

  秦の始皇帝が不老長寿を望んだという。無理難題を押し付けられた部下は、「辰砂(しんしゃ)」 を不老長寿の薬と飲ませた。「辰砂(しんしゃ)」 すなわち水銀などを原料とした丸薬であり、それを飲んだ始皇帝は猛毒によって死亡したとされる。欲をかくと碌なことはないというお話。

  安らかな老後を過ごすのは易しいようで易しくない。姑や母を見てるとなかなかたいへんだ。綺麗ごとを言っていられない現実がある。それでも野越え山越生きていかなくちゃならない。姑は今日も元気でゼリー食を食べている。誤嚥性肺炎になりにくい体質みたい。いろんな人生があるね。

私が転けたら皆転ける

  昨日は、病院の定期健診だった。結果は良好、特に変化なし。

  去年の今ごろは人生最大の修羅場だった。
  姑が脳溢血で倒れて意識不明が10日以上続いた。99歳という高齢なので葬式を出すことになると思って夫と二人 必死で大掃除した。ピカピカにしてこれでいつ不幸があっても大丈夫というレベルになった。美容院に行って髪を整え喪服の予約をした。

  10日目ごろに医者に呼ばれていくつかの脳のレントゲン写真を見せられ 
  「最初はこの部分に脳の出血があったが昨日の写真では脳の出血は吸収されてなくなっている。目を覚まさない理由は分からないが家族が 『起きなよ、起きなよ。』 と呼びかければ意識を取り戻すかもしれない。」

  とのことだった。それまでは意識不明ということもあって午後数分様子を見に行くだけだった。夫の弟にも連絡して 「できるだけ来て起こしてほしい。」 と頼んだ。朝・昼・夕方と1日に3回顔を出して 「起きてください。」 と揺すった。そのうちに混濁していた意識が戻って少しずつしっかりした表情が戻ってきた。食事時に行ったら介護の職員がゼリー食を食べさせていた。最初はかなり噎せていた。介護の人は噎せると食事を止めて片付けていた。一度も誤嚥性肺炎を起こすこともなく少しづつ食事の量が増えて、リハビリを進めて車椅子に乗ってはいたけれど足を挙げられるようになった。ある程度回復したのでホームに戻って現在もそれなりに健やかに暮らしている。

  娘は、ぎっくり腰で唯一食事を口に運ぶのができる程度だった。孫を車に乗せるのも 風呂に入れるのもオムツの取り換えも私がやっていた。

  期間中 私の病院の検診で午前中だけ地区の保育園に預けた。8時半から12時半ごろまでカーテンの陰に隠れて飲まず食わずで泣いていたという。子どもを親から離すと脱水症状で最悪 命の危険があるという。今だったら自分の検診を1カ月ほど後にしてもらったと思うが孫の様子がそこまで深刻になるとは思わなかった。

  漢検は申し込んであったが行かないと決めて毎日掃除と孫の世話をしていた。姑が食事をとるようになり娘も孫の世話ができるまでに回復したので直前3日ばかりの準備で受検した。合格が今までで一番嬉しかった。

  私が転けたら皆転ける。
という状況は、1年前とたいして変わっていない。姑は、ホームでそれなりに暮らしているし 娘は孫の子育てでかなり消耗している。
  漢検会場に行ければ 御の字 である。
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