老化の話・・・車と補聴器

  車の話
  去年の今頃、2台の車のうち1台を手放した。計算してみたら償却・維持費等1月3万円くらい掛かっている。3万円もタクシー代を使えるんだったら1台で十分だと思った。バス路線は2路線あるしバス停は徒歩2分のところに2カ所あって田舎にしては便利な所でもある。

  ところが実際に1台になったら私が車で出かけるたびに連れが言うようになった。
「車を使うから用事が終わったらすぐに帰ってきて。何時に帰れる?」
  早く言えば 『車がないとどこかへ出かける自由がない。依存する対象が目前にいないと不安』 という心情を口にしている。

  私は、10ヶ月も我慢の挙句に盛大にキレた。
  「女は、用事が無くても買うものが無くてもウインドウショッピングをする時間が必要。途中で知り合いに会えばスタバで30分や1時間話し込むものだよ。行ったもんと出たもん勝ち。何時に帰るかなんてわかりゃ~しない。」

  結局、動きさえすれば何でもいい、ということで中古の軽自動車を買うことにした。娘婿は、車の整備士をしていたことがある。予算を伝えて探してもらったら半額で2万キロ位の車を見つけてくれた。安いだけあって年式が古いけど田舎道しか乗らない。セールスの人がすごく綺麗にして納車してくれた。そりゃ~そうでしょう。手付金は要らないというのに払ったし残金は翌日振り込んだんだから。最上のお客さんだと思う。普通車に比べるとサスペンションや発条が弱いんで少々揺れるのとエンジンが近いので音が五月蠅いけど気になるほどではない。夫婦の平和が少し戻って来た。

  補聴器の話
  耳が遠くなるのと扱いにくさは比例している。
  眼鏡と違って補聴器を使いこなすのは容易なことではない。補聴器のお店に調整にしばしば行く。店員さんの気分の為にも一番高価なのを購入してよかったと思う。夫は、数種類の値段を提示された際に使えさえすれば一番安いので良いようなことをちらりと言い始めた。

  遮って 
  「パソコンの場合は見かけは同じに見えてもCPU性能でピンからキリまで・・・。だから高くて良いのを買わないと・・・」
  夫にしてみれば、理屈も何も理解できなかったと思うけれどもいつの間にか一番高価な補聴器を買わされたという感じかな。補聴器は、眼鏡と違ってアフター調整がかなり必要なのでお客もお店と丁寧に上手に付き合う必要がある。

  補聴器については、姑で散々勉強させられた。何回補聴器屋に連れて行ったことか。
  補聴器屋は、「90歳を過ぎると調整しても聴覚神経自体が弱ってくるので満足感を得ることは難しい。」 という。くれぐれも補聴器屋さんと険悪にならないように付き合いたい。101歳の今でも補聴器をつけているけどどの程度機能しているのか本人も説明が難しくなっている。

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親も親なら

  秩父の娘の体調が悪かったので昨日夕方娘の家に行ってたった今帰ってきた。
  
  昨夜の会話
私 「私が付き合ってる人の中で漢検1級初合格の女性が出たよ。経緯を文章に書いてもらったけど1級に合格するような人は文章も上手い。流石文系、自分の気持ちを率直に書いてるんで あまりの健気さに涙が出た。」

娘 「1級の漢字をやるのと文章を書くのはちょっと違うと思う。漢字を覚えるのは、イメージを記号化して覚えるわけだから理系、文章を書くのは文系の感覚のような気がする。」

私 「そう言われりゃそうかも。私は、高校の時の選択科目はすべて理系だった。」

  漢字を覚えるのは、理系脳が必要だというのは、私には当てはまると思った。



  今朝の会話
娘 「私は、今日誕生日だよ。友達がケーキを作ってくれるって。」
私 「そう良かったね 🎊 親でさえ忘れてるのにありがたいことだ。ところで何歳になったの?」

娘 「いくつだか忘れたから逑に聞いたら35歳だって。」

私 「この間、あんたに年を訊いたら33歳って言ったよ。33歳の次は35歳になるの?」

  ネットで調べたら34歳だった。今の娘にとっては年なんか二の次三の次である。今日を生きるので精いっぱい。ありがたいことに娘を支えてくださる人が大勢いる。・・・感謝・・・

孫と絵カード

  娘と孫が調子が悪いとすぐに秩父に出かけている様子から何となく娘や孫の不自由な様子を感じた方もいると思う。孫は、軽度の発達障害があると診断を受けている。軽度とはいえ、多動があるので扱いにくさは半端ではない。今までもよく生きていると思う場面は度々あった。

  娘の困っている様子を見た医師が絵カードを作ってくれた。今まで 「お風呂だよ。」 と言っても逃げ回っていたがこのカードを見せながら追いかけて同じことを言うようにしたら2分でお風呂に入ったという。風呂から出て服を着せるのにも時間がかかっていたがこのカードで 「服を着ようね。」 手を出して袖に手を通して着ようとする意思が見られるようになった。

  「こんなに効果的だと思わなかった。もっと早くから使えば良かった。」 と娘が電話で言う。私も上機嫌である。

ecard 1

100才の健康診断

<高額医療>外来負担上限2倍に 70歳以上の一般所得者
今日のネットニュースで上記の見出しが目についた。「ない袖は振れない」 からやむを得ないと思う。


  昨日、姑のホームから手紙が来て 健康診断について
その1 : 軽くざっとする。
その2 : 丁寧に全身を検査する。

の調査のどちらかを選んで返送するようにと書いてあった。
私 「検査の希望なし、というのはないの?」
夫 「二つしか選択肢はないよ。」
私 「今夜 息を引き取るかもしれないのだから検査の必要はないと思うけどとりあえず 『その1』 に丸を付けて返送したらどう?」 

  夫は何事も慎重な人なので 「本人の希望もあるだろうから。」 とホームに出かけて姑の意思を確認した。

  結果 本人は 『その2 : 丁寧に全身を検査する。』 を望んだ。心気症で 「ここが痛い。〇〇癌に違いない。」 と病院に連れていくまでしつこく言っていただけのことはある。性格というのは変わらないんだと納得した。検査の日まで生きていられればいいなと思う。

  検査料金について、国保と自己負担の割合を調べようとしたがはっきりと分からなかった。たぶん1割負担だと思う。

  私自身 年齢による老化現象や持病があるが不要な検査はしたくない。自己負担も相当かかるが国保からの負担額も大きい。先日の検査では血液検査をしたがかなりかかる。毎回していたらたいへんな金額になる。必要を感じなければ3年に1回くらいと決めている。

  姑のホームは、健康診断について関係者に分かるように説明して選択の自由があるところから良心的だと感じる。姑に願うことは、順縁。姑・夫・私と年の順に逝きたい。本音は、姑・私・夫だけどこればかりは望んでもどうなるかは分からない。

老いの話

  天皇陛下は 2016年11月現在82歳だそうである。満2歳で両親の元を離れて傅育官に育てられたという。それだけでも薄倖の人という感じがしてしまう。

  そして今年7月生前退位の意思をテレビで発表された。
「戦後70年という大きな節目を過ぎ・・・・・ここに私の気持ちをお話しいたしました。国民の理解を得られることを、切に願っています。」

  テレビで読み上げるのを聞いて全く尤だと思う。天皇陛下が自分の気持ちをこれほど率直に国民に訴えているのに、その実現がいつになるのか議論は遅々として進んでいないように見える。憲法改正がどうとか国民投票が必要とか法律の問題とも重なって全く先が読めない。

  声をふり絞って 「辞めたい。」 と言っているのに 「みんなで相談するから待ってて。」 天皇陛下のお気持ちを考えると本当に何と言っていいかわからない。

  夫は現在76歳。元気ではあるが健康面にいろいろ問題が出てきている。現在 楽しんで取り組んでいる社会活動が負担になってきている。次回の更新で辞めたいと申し出て受け入れられると思う。普通の人は自分の意思が受け入れられる。

  秦の始皇帝が不老長寿を望んだという。無理難題を押し付けられた部下は、「辰砂(しんしゃ)」 を不老長寿の薬と飲ませた。「辰砂(しんしゃ)」 すなわち水銀などを原料とした丸薬であり、それを飲んだ始皇帝は猛毒によって死亡したとされる。欲をかくと碌なことはないというお話。

  安らかな老後を過ごすのは易しいようで易しくない。姑や母を見てるとなかなかたいへんだ。綺麗ごとを言っていられない現実がある。それでも野越え山越生きていかなくちゃならない。姑は今日も元気でゼリー食を食べている。誤嚥性肺炎になりにくい体質みたい。いろんな人生があるね。
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