弱者について2

  近所に家族全員が知的あるいは精神的な障害がある家庭があった。父・母・子どもたちで暮らしていた。一時期は、子供たち全員 会社に勤めて裕福な暮らしをしていた。

  ただ知的障害があることは、問題解決能力の欠如として表面化してくる。職場でのちょっとした出来事から始まったトラブルを処理できなくて鬱、退職というルートを辿ったと思われる。彼らはよく耐えたと思う。上は40歳くらい 下は50歳くらいで退職、その後 体を壊して50代半ばで亡くなっている。一人は、転々と職場を変わった。

  職場での悩みを訴えても 「バカアマ。」 というだけの父親。「我慢するんだよ。」 というだけの母親。知的に遅れていることは、感情の共感も得にくい。


  この家族を私が支えられるかと言ったら NO である。近い親戚であっても無理だと思う。近所トラブルを代わりに謝ってあげて一時の平安を得ても翌日には別のトラブルを引き起こす。怒りのスイッチが入ると他者を攻撃するタイプの人と付き合える人はいない。現在は一家離散して残る家族は生活保護を受給していると伝え聞いている。

  なお、DVから逃げてきた家族を保護したことは1回や2回ではない。姑とともに出来ることはやってきた。

  共感や癒しが期待できない家庭に生まれてきたことがそもそもの不幸の始まりである。何十年もこの家庭を見てきて問題の根深さを知ると生活保護がセーフティネットになるということが理解できる。
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