友だち 「みちこさん」

  年に1回か2回、あちらから電話をかけてくる彼女の名前は 「みちこさん」 仮名である。

  私が「ちょっとした出来事があってやり場のない気持ちを抱えることになった」日、電話をかけてきて
「明日 会える?」
「いいよ。11時。いつものところで。」  といつものファミレスで会うことになった。

「みちこさんと食事をしてくるよ。」
「みちこさんて誰?」
「家にも来たことがあるでしょ。ちょっと年がいってるけど凄い美人。」
「分かんない、覚えてない。」
「あんた女に興味はないの?あんな美人を忘れるなんて。」
「興味は人並みだと思うけど。」 と首を傾げる連れ。
  
  そんな訳でみちこさんと会う。
「急に電話をかけてくるなんて何か溜まったものでもあったん?」
「溜まってるわけでもないけど私仕事を変わったんよ。今の仕事は朝5時から12時までなの。午後が目いっぱい自分の時間になって時給も凄くよくてこんなにいいことはない。私手速いから職場でも大事にされて今のところ絶好調・・・云々」

「月に1回 山に行くんよ。山登りの仲間は5人で私だけ女で他は皆男性。でも私女扱いされてなくてね。この間は・・・」
「私は、山はダメだなあ。ちょっと高くても頭が痛くなって高山病になっちゃう。頭痛でご飯が食べられない。前橋まで来ると急に腹が減ってドライブインで蕎麦を食べるとやっと人心地がついて ああ良かった って思うんよ。」
「それでね。山に登ると空気は綺麗だし・・・・」

  お互いに人の話など聞いちゃ~いない。
  そんな調子で他愛もない話をして1時間半。
  彼女も私と同じ感性を持っている。職場では寡黙で誰とも親しくならないように気をつけているという。だから時々誰かと無性に喋りたくなるんだろう。診断名がつくレベルではないが性格の偏りがハウリングする。もう20年若かったら・・・と思う。沢口靖子と若尾文子を足して2で割ったような美人、ボンキュッパで私みたいなガリギスではないし。

  マスコミで同性婚について喧しいがチャンスがあれば誰にでも起こりうることと連れと話している。社会全体を敵に回してもいいと思えるくらい人を好きになる事を誰が責めることができよう。連れが同じ意見なのも良かったと思う。

  そんな訳で 「やり場のない気持ち」 が、緩和されて模試つくりのエネルギーに向かったのである。彼女との会話が私の心を少なからず癒し模試つくりの一助になったことを彼女は知らない。彼女には 「趣味は漢検受検」 とは話したが詳細まで話題にした事はない。
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