ある方の硬筆練習

  ある方のブログで 硬筆練習帳1冊の 「練習前&練習後」 の写真を見た。本人は、1月かけて一生懸命 練習したと書いている。 「上手になったかな?」 と書いて居られるが上手どころか下手になっているのには驚いた。

どこが下手かというと
1、力が入って筆圧が強い字になっている。
2、横棒に毛筆の癖、カーブがついている。
3、止め・撥ね・払いが強くなっていて、特に撥ねが長くなって汚く見える。
4、曲がりのカーブが力が入っている所為で不自然になってしまった。
5、ひらがなはもともと力の入らない良い字だったのに角張った字になってしまった。

良いところ、上手になったところもある。
1、漢字の形が整った。
2、右上がりが揃っている。

  原因は、分かっている。テキストで 「始筆」「折れ」「止め」「撥ね」 について書かれている。まじめすぎてその部分を丁寧に練習し過ぎたのである。

基本は
「始筆」 鉛筆やペンを置いたら押したり突いたりしないでさっさと書く。
「折れ」 いったん止まって曲がる。
「止め」 単に止まる。
「撥ね」 短く跳ねる。短ければどこに向かって撥ねていても粗が目立たない。

  このテキストの講師は、有名な方で テレビやyoutubeでも書いているところを見ることが出来る。美しいペン運びをしていて不自然な書き方はしていない。細かい部分を丁寧に解説することが反って裏目になってしまった。
  ブログ主の傍について指導してあげたい気持ちがムクムクと湧いてきた。同時に我が生徒は遥かに優秀だと認識した。何せ先生が良いからね。

  自己流の書写は百害あって一利なし。こんなに力を入れて書いてるんじゃ一日中漢検の練習なんかできゃ~しない。力を抜いて書く瞬間だけ最低限の力を入れて書く。剣道だって相撲だって柔道だってスキーだって舞踊だって何だって力の配分は大事である。

  このブログ主は、1年後に先生について練習した字をアップ。悪い癖を修正して驚くほど美文字になっていて一安心した。

  漢検の漢字は、書写字である必要はない。叮嚀に書いた楷書で十分。
でもね、ホモである我々は、もっと先を目指すのも良いかも。
  ※ ホモ・サピエンス(知恵ある人)。 ホモ・ ファーベル(作る人)。 ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)。
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考えさせられました

こんばんは。
懸命に練習して下手になってしまうというのは、とても悲しいことですね。
記事を読ませていただいて、「学ぶ難しさ」と「教える難しさ」の両方について考えさせられました。

力を抜いて書く、という点についても気を付けたいと思います。
「ハネ」の方向がバラバラになるのも、力が入り過ぎていたことが原因かもしれません。
力を抜いて書くためにも、芯は濃いめの方が良いでしょうか…?

弊ブログでも、もう暫く練習した後に書いた字をアップするつもりですが、逆に下手になっている漢字が出てこないか心配になってきました…(苦笑)
厳しく指導していただければ幸いです。

大丈夫です。ゆったりとやっていきましょう。

>芯は濃いめの方が良いでしょうか
好きな濃さで良いと思います。私は Bと2Bを主として使っています。私の場合、鉛筆はある程度筆圧が必要なので普段は使っていません。普段、使っているのは 三菱鉛筆のJetstream0.5というボールペン?です。筆圧が要らないので書いていて疲れません。鉛筆は、硬筆練習時に短時間使って後は油性か水性の楽に書けるペンをお勧めします。

孫の硬筆用ペンは、4B・6Bで 筆圧が少なくても書けます。長時間書くようでしたら試してみるのも良いかもしれません。


>逆に下手になっている漢字が出てこないか心配
全くその心配はありません。1回目の時にもうかなりの出来でした。漢検の答えを書くのでしたらほぼ完璧です。書道展に出品する作品を作るわけではないのでバランスは少々崩れていても良いんです。しきがまえやほこがまえは、それらしい形なら〇になります。それなので上手とか下手とかはそれほど問題ではありません。今日ネットで見た方の場合は、うまく書きたいという思いが強くて力みすぎでした。spaceplusKK様は伸びやかに書いています。大いに自信を持ってゆったりと書いてください。

形については、少々整ってなくても構わないので とっくに終わりにしても良いんですがspacepluskk様の熱心なオーラが漂って来るので続いています。今後ともよろしくお願いいたします。
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